SEMINAR REPORT

本1冊を囲む、
30分のプチセミナー

『コンサル思考 1分間トレーニング』の問題を、5〜7人のグループで1冊を囲んで解きました。2026年10月2日、名古屋で社会人約30人と実施した記録です。店頭イベント・学校・研修で同様のプチセミナーを開く手順もまとめました。

『コンサル思考 1分間トレーニング』の書影
堀場英雄 著
Gakken/2026年9月17日発売
日時
2026年10月2日(金)夜
場
IMA/NAGOYA共創の会
(名古屋・名駅近くのイベントスペース)
参加者
教育・人材育成・地域などに関心のある社会人 約30人
枠
ゲストトーク&対話タイムのうち30分
テーブルごとに本を囲んで相談する参加者たち

30秒でわかるまとめ

30分のプチセミナーで、8人が「本を買いたい」と書きました。

効果アンケート回答25人にて

やったこと

  1. 30分のプチセミナーで
  2. 約30人(5グループ×約6人)、1冊ずつ合計5冊で
  3. 本から自由に選べる33問を解いた

ワークの流れ

30分の内訳(目安)合計 30分

  1. 1

    0:00 – 0:05

    導入約5分

    著者の自己紹介のあと、Q16「自転車の車輪と、ルールの破壊」を例に、本に33問のクイズがあることを紹介。

  2. 2

    0:05 – 0:15

    グループで解く約10分

    5〜7人で1冊を囲み、次の順で進めます。

    1. 問題を選ぶ
    2. 全員で話し合う
    3. 答えに合意する
    4. 答えと解説を読む

    時間が余れば、別の問題へ。

  3. 3

    0:15 – 0:30

    各テーブルから発表2〜3分×5

    各テーブルが、次の4つを話します。

    • どの問題を選んだか
    • どんな答えにしたか
    • 合っていたか
    • どんな議論をしたか

    最後に、学びを全体で共有。

1冊を囲んで答えを相談するテーブル。ボタンで音が出ます
ベンチに輪になって座り、本を囲んで話し合うグループ 階段席で本を置いて相談するグループ
席の形は自由。ベンチや階段席でも成り立ちます

導入で使った問題「自転車の車輪と、ルールの破壊」

本書 p.148–149 の出題ページ

本書148〜149ページ。Q16「自転車の車輪と、ルールの破壊」の問題文、A・B・Cの選択肢、美術館で作品を見る3人のイラスト

デュシャンが壊した「前提(ルール)」は、どれ?

答えと解説は本書で。グループで答えを決めてからページをめくるのが、このワークの約束です。

参加者の声

ワークのあと、参加者に感想を書いてもらいました(回答25人)。書かれた内容を分類すると、次のようになります。

書かれていたこと人数
本を買うすでに持っている4人を含めると12/25人(48%)8人
子ども・家族とやりたい7人
学校・教育で使える2人
職場・研修で使える2人
対話のきっかけになる3人
書店イベントにつながる2人

回答25人。1人が複数の項目に当てはまるため、人数の合計は25になりません。

コンサル思考って難しい印象でしたが、わかりやすくて楽しく学ぶことができました!
最近反抗期の、思春期の娘との会話に役立てたいと思いました。
探究の教材にも使えそう!学校でもすすめます!
すっごく頭の体操になりました。他の人との対話のきっかけとして万能です。大学で教員をしている参加者
いつもすぐに答えをAIに聞くことが日常のなかで、久しぶりにツールなしに考えることをして新鮮で楽しかったです。
最初はクイズか〜と思いつつ、めっちゃ面白かったです!個人だと何が弱いか強いかとかわかるし、皆でやるのもおもしろいですね!
子ども達とやってみたり、職場のアイスブレイクでやったら面白そうだと思いました!
タイトル聞くだけじゃわからない、中身の面白さを体験させてもらいました。

中高生にも使える理由

7人

大人だけの会なのに「子どもとやりたい」の声

今回は未成年が参加できない夜の会でした。それでも回答25人のうち7人が、頼まれていないのに「子どもと一緒にやりたい」と書いています。中学生の子どもと読みたい、思春期の娘との会話に使いたい、という声もありました。

2人

教育の現場から

参加者は教育・人材育成に関心のある社会人です。その中から「探究の教材にも使えそう」「大学で学生との対話に使える」という声が出ました。

1分

難しそう、を越えられる

1問は1分で読める短さで、選択肢から始められます。「コンサル思考は難しい印象だったが、楽しく学べた」という感想のとおり、予備知識がなくても議論に入れます。

このワークを使える場面

必要なのは、本と進行役だけです。今回と同じ30分の流れを、場に合わせて使えます。

中学・高校のセミナー、探究の授業

形
1班5〜7人で1冊。問題は班が選ぶ
時間
30分のワーク+振り返りで、1コマ(45〜50分)に収まる
必要なもの
本(1班1冊)、タイマー、進行役(先生など)
ねらい
正解を当てることより、班で前提を疑い、考えを言葉にする経験をつくる

今回は大人での実施です。中高生向けは、教育に関わる参加者の声をもとにした提案です。

学参売場での展開

形
学参・教育書の近くで「親子で解ける1分クイズ」として見せる
時間
売場で1問を立ち読みで解ける長さ
必要なもの
本、問題を1問紹介するPOPなど
ねらい
子どもとの会話のきっかけを探す保護者に届ける

「子どもと一緒にやりたい」と書いた7人は、まさにこの読者像です。

書店の店頭イベント

形
売場の一角にテーブル。5〜7人で1冊を囲む
時間
30分(導入5分・相談10分・発表10〜15分)
必要なもの
本(1テーブル1冊)、タイマー、進行役1人
ねらい
タイトルだけでは伝わらない面白さを体験してもらい、購入につなげる

今回も回答25人中8人が「本を買う」と書きました。「購入者向けの特典イベントを」という提案も参加者から出ています。

大人の勉強会・社内研修

形
今回と同じ。テーブルごとに1冊
時間
30分。アイスブレイクなら1問10分でも可
必要なもの
本(1グループ1冊)、進行役1人
ねらい
肩書きに関係なく、同じ問いでフラットに話す場をつくる

「職場のアイスブレイクに」「社内セミナーができそう」という声がありました。

進行役は、著者でなくても大丈夫!

哲学対話のように、正解を急がず、全員の考えを引き出せる人なら誰でも進められます。先生、書店員さん、研修担当の方を想定しています。

  1. 答えを先に見ない。グループで話し合って答えに合意してから、本の答えと解説を読みます。
  2. 問題はグループ毎で選ぶ。33問から自分たちで選ぶと、最初から議論に参加できます。
  3. 発表では、「正解」より「学び」のシェアを促す。合っていたかどうかより、どんな話し合いをして、何に気づいたかを共有します。
期間限定

著者が伺います。謝礼は不要です

しばらくの間、交通費などの実費のみ(応相談)で、著者の堀場英雄が進行に伺います。店頭イベント、学校、研修など、場所や人数はご相談ください。

contact@hideohoriba.com

本の情報

『コンサル思考 1分間トレーニング』の書影
一流の頭脳だけが解ける33問

コンサル思考 1分間トレーニング

著者
堀場英雄(元BCG戦略コンサルタント、ミネルバ大学大学院修了)
出版社
Gakken
発売日
2026年9月17日

おまけ:当日のスライド

当日のスライド:著者紹介
導入で使った著者紹介のスライド